1,000年続く甲府のフットボールの2018年のベスト

今年も「ベスト」を振り返る季節なわけです。2018年も甲府のフットボールをほぼスタジアムで見てきました。あまりお題を思いつかなかったんで、まずは素直に甲府のフットボールのプレーの中で何がベストだったかを攻守両方の視点から思い出してみたいと思います。

ベストゴール

迷いました。

1つは、ホーム大分戦のエデル・リマ選手のドリブルから小塚選手へのワンツーで当ててのゴール。カウンター・フットボールが大好物のボクにとっては「そう!こういう一刺しだよ!」という一連のプレー。リマのプレーはほんとうに面白い。リマがボールを受けドリブルを始めた時、わぁっ!!と沸く小瀬の雰囲気がたまらなく好きです。さぁなにを魅せてくれる?

もうひとつは、ホーム岡山戦での流れるようにパスで崩したゴール。かっこよく言うと、まるでバルセロナのようなゴール。メッシもイニエスタもいないけど。
吉田監督が種をまき、上野監督が育てたゴールだと思っています。

「フットボールにおけるゴールシーンは予定調和が崩れた時に生まれる」とずっと思っているけど、ちょっとだけ補足がついて、「しかし、ゴールは予定調和のその先にある」んだなぁとも思ったゴールでした。

悩んだけど。岡山戦のゴールを今年のベストゴールとします。このゴールは、ここ数年取り憑かれたかのようなリトリートフットボール…というか…「ドン引き守備から運良くボールが奪えたらカウンターフットボール」のスタイルからの転換の第一歩が示された華麗なゴールだと思います。ベストゴール。

と思ったけど。違う。ベストはこっちにしました。

華麗なプレーじゃないけど、あの時の小瀬の雰囲気は…今でもはっきり覚えている。もう長いこと小瀬のゴール裏で跳ねて唄っているけど、久々に「あ、なにかくるな」と感じました。フットボールの試合中に、スタジアムの空気がぎゅっと圧縮される、こういう瞬間がある。そういう瞬間がたまらなく嬉しいです。ボクはこう呟いていた。

こういうゴールは長くボクの記憶に残ると思う。2018年のボクの甲府ベストゴールはこれにします。

あのゴールの始まりもリマのドリブルからでしたね。

ベストセーブ

ベストセーブも試合会場の雰囲気が後押したプレーをまず思い出します。

映像からはわからないと思うけど。この時の丸亀競技場…Pikaraスタジアムでも河田選手を後押しする素晴らしい雰囲気があったのをハッキリと覚えています。PKを取られてしまった後、ゴール裏(厳密にいうとバックスタンドの甲府ゴール側)は「絶対止めるぞ」という強い雰囲気が間違いなくあって。ゴール裏みんなで右手拳を高らかに掲げて。

そしてもう一つ。ゴールキーパーが判断力と身体能力を駆使して華麗にシュートを阻止する。それだけじゃないな、と思い知ったシーンがボクの今年の甲府のベストセーブです。

ボールがゴールキーパーの岡くんの脇を通過した後に待っているのは失点シーンだったと思う。でも失点してなかった。時空が歪んだのか。瞬間移動したのか。
岡くんの後ろ、そこに何故か小出くんがいたんだよ!このシーン、ボクは小瀬のゴール裏の真裏で目の当たりにして。

やられた。
え?
ガッツポーズ。よっしゃ!

ゴールシーン以外でもガッツポーズできるんだなぁ。

ほぼ99%くらいの失点が失点しなかった。フットボールはこういうところなんだなぁと思う。予定調和が破壊された時ゴールが生まれるけど、その破壊され後にリビルドされた予定調和がさらに破壊された時にビッグセーブが生まれるのだと。

数秒後にこうなるだろう、と刹那に感じる予感が、でも、そうとはならないことがある。だから!だから!フットボールは本当に面白い!!


今年は試合数がめちゃくちゃ多かった。選手達の怪我も多かった。それが災いしたのか、結局は目標としてた結果はどれも達成できなかった悔しさは残りました。何故か参加させられたルヴァンカップや天皇杯ではベスト8と頑張りましたが。でも「全部取りにいく」姿勢は間違いじゃなかったと思います。それは、甲府のフットボールがまだこれからも続くから。この1年のすべての出来事がこれから1,000年続く甲府のフットボールの貴重な経験の一つ。

いろんなとこが金属疲労でポキポキと折れた一年だったかなぁと思います。
フロントもフィールドもベンチもゴール裏も。
でも焦土から新しい芽生えが何か見えた気もする。

勝敗や昇格以上に、ボクが今年一番考えたのは、甲府のフットボールは1,000年続くし、続かせなくてはならないんだけど、1,000年続く甲府のフットボールの2018年の今年1年はどうだったかだろうか。そんな想いを強く持つようになりました。

最後に笑うのはオレたちだ!の「最後」っていつだろうと思う。

ポゼッションとかカウンターとかドン引きとか、フットボールのプレーやスタイルは重要なのかもしれないけど、ボクは難しいことはわからないので、どっちかっていうと、甲府のフットボールに心震える何かを感じる人が増えて、1,000年後、ボクじゃない甲府サポーターの誰かが、最後に笑うのはオレたちだ!って言ってくれているようになれば、それでいいんじゃないのかな、と想うようになったのが2018年だったように思います。小瀬が、甲府が、そんな街になってくれればいいな。我が身朽ちて土に戻っても、甲府のフットボールは続く。pour tourjours. 

だがそれはもうちょっと先のこと。

いいか忘れんなよ、最後に笑うのはオレたちだ!

この post は 2018 Advent Calendar 2018 第15日目の記事として書かれました。
昨日はhirok1n様でした。明日はbastei 様です。

追伸。新しい希望。中山陸と宮崎純真。

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